日本の「入学式」を英語で説明するコツ
日本には他の国にはない面白い習慣がありますよね。
例えば「入学式」です。
英語を勉強している人なら、この独特の行事を英語で説明する機会があるかもしれません。
でも英語圏の国々には同じような習慣がないため、うまく伝えるのが難しいこともあります。
そこで今回は、日本の入学式を英語で説明するコツを紹介します!
*英語圏の国々では入学式がない? びっくり!な文化の違いはこちら
「入学式」の英語表現は?
日本の入学式を一言で英語に直すと“school entrance ceremony”(学校入学式)や
“matriculation ceremony”(入学式・大学)となります。
でも、そのままだと入学式の様子がうまく伝わらないかもしれません。
なので、まずは単語の意味を説明し、続けて日本の文化的背景を補足する形がおすすめです。
例:
“In Japan, schools hold an “entrance ceremony” to welcome new students at the start of the school year. It’s a formal event where students dress up nicely.”
(日本の学校では新学期に新入生を歓迎する”入学式”という正式な行事があります。生徒は正装して参加するんです)
このように、英語の単語だけでなく日本の習慣について少し説明を加えると、より理解が深まりますね。
実例でわかりやすく説明してみよう
実際に、英語でどう説明するとよいか、例を見てみましょう。
状況1: 友達に入学式のことを聞かれた
You: Hey, I’m going to my Japanese friend’s sister’s entrance ceremony next week. Do you know what that is?
(ねえ、来週は日本人の友達の妹の入学式に行くんだけど、入学式ってどんなものか知ってる?)
Friend: Oh yeah, it’s a big formal ceremony that Japanese schools have to welcome new students at the start of the school year. The students get dressed up and there are speeches and stuff.
(ああ、それは日本の学校で新学期に新入生を歓迎する大きな正式な式典だよ。生徒は正装して、スピーチなんかもあるんだ)
状況2: 外国人に入学式を説明する
You: I have to go to my cousin’s entrance ceremony at university on Monday. It’s like their version of an orientation, but way more formal and official.
(月曜に大学の従姉妹の入学式に行かなきゃならないんだ。オリエンテーションみたいなものだけど、ずっと正式で堅苦しいやつ)
Friend: Seriously? We don’t have anything like that here. We just have orientation sessions to get students signed up for classes and learn about the campus.
(マジで?そんなの私たちにはないよ。オリエンテーションで授業の登録や学内施設の案内をするくらいだ)
日本の入学式は英語圏の習慣とはかなり違うので、
実例のように具体的な様子を説明すると、より理解が深まります。
英語の勉強にもなりますし、日本の文化を外国の人に伝えるいい機会にもなりますね!