相手に言いたいことが伝わればいい
日本在住歴何十年にもなるアメリカ人タレントのデーブ・スペクターさん。
日本語はペラペラですね。
ですが、発音やイントネーションはアメリカンです。
でも、堂々としゃべっていらっしゃいます。
ニュースの外国人コメンテーターなども同じです。
彼らが重要視しているのは、発音やイントネーションではなく
「とにかく伝えること」だからです。
発音より文法よりなにより、とにかく伝わればいい。
実にシンプルですよね。
そして、これは日本人が英語を話す際にも当てはまります。
そう、どんな形であれ、
相手に言いたいことが伝われさえすればいいんです。
ところが、実際に英語を学ぶ日本人の方を見ていると、
どうも発音やイントネーション、
そして文法にこだわりすぎているように思います。
英語を何年も勉強しているのにしゃべれないのは、
このこだわりが強いからではないでしょうか。
こだわるあまりに、ネイティブと同じ英語を目指してしまうのです。
たとえば、アメリカやハワイのレストランで水を頼むとき、なんと言いますか?
現地のアメリカ人のように、
Excuse me. Could you please take me a glass of water?
って言わなきゃいけない、
と思う人もいるかもしれません。
だけど本当は、
Excuse me. Water please.
とゆっくり言えば十分通じます。
シンプルでしょ?
「water」の代わりにcoffee、tea、COKE、Beerなどほしいものを当てはめれば、なんだって頼めます。
難しく考えなくていい。
まずはシンプルに。
英語を知らないうちからネイティブになろうと頑張らないこと。
「伝わる英語」「通じる英語」を目指しましょう。