「もったいない」という言葉は、日本語独特の表現で、
直訳できる英語はありません。
「もったいない」の英語表現は
以下の3つの場面が使われます。
1.何かがムダになったり、非効率的に使われたりする場合
2.何かが自分や他人にとって良すぎたり、過剰だったりする場合
3.何かを見逃したり、活かしきれなかったりする場合
ここでは、2番目の
何かが自分や他人にとって良すぎたり、過剰だったりする場合
の英語表現についてご紹介したいと思います。
2.自分や他人にとって良すぎたり、過剰だったりする場合
「よすぎてもったいない」「やりすぎてもったいない」という意味のとき、
「too good for ~」や「too good to ~」というフレーズを使います。
これらのフレーズは、何かが自分や他人にとって良すぎたり、
過剰だったりすることを表します。
例えば、自分には高すぎるか贅沢すぎるプレゼントをもらったときや、
自分の能力や資質に見合わない相手と付き合っているときなどに使えます。
以下に、「too good for ~」や「too good to ~」を使った表現と例文を示します。
~ is too good for me. / ~ is too good for you. / ~ is too good for him/her.:
~は私にはもったいないぐらい良い。/~はあなたにはもったいないぐらい良い。
/~は彼/彼女にはもったいないぐらい良い。
~ is too good to ~.:
~はもったいないぐらい良いので~するのはもったいない。
例文:
This watch is too good for me. I can’t accept such an expensive gift.
(この時計は私にはもったいないぐらい良い。こんなに高価なプレゼントは受け取れません。)
He is too good for her. She doesn’t appreciate his kindness and generosity.
(彼は彼女にはもったいないぐらい素敵だ。彼女は彼の優しさや寛大さを感謝していない。)
It’s too good to eat. It looks like a piece of art.
(食べるのはもったいないぐらい良い。芸術品のようだ。)
「自分にはよすぎてもったいない」「すごすぎてもったいない」
の場合には、このような表現を使います。
覚えて、ぜひ使ってみてくださいね。
それでは、
Let’s speak out!