「もったいない」という言葉は、日本語独特の表現で、
直訳できる英語はありません。
「もったいない」の英語表現は
以下の3つの場面が使われます。
1.何かがムダになったり、非効率的に使われたりする場合
2.何かが自分や他人にとって良すぎたり、過剰だったりする場合
3.何かを見逃したり、活かしきれなかったりする場合
ここでは、3番目の
何かが自分や他人にとって良すぎたり、過剰だったりする場合
の英語表現についてご紹介したいと思います。
3.何かを見逃したり、活かしきれなかったりする場合
「もったいない」は、何かをやり損ねたり、得る機会を失ったり、活かしきれなかった場合にも使います。その場合には「miss」という単語を使います。
「miss」は、何かに気づかなかったり、体験しなかったり、
利用しなかったりすることを意味します。
例えば、自分ができたことをしなかったことを後悔したり、
興味のない相手に何かを試してみるように説得したりするときに使えます。
以下に、「miss」を使った表現と例文を示します。
I missed the chance to ~. / I missed the opportunity to ~.:
~するチャンスを逃した(もったいない、悔やまれる)。
You will miss the fun if you don’t ~. / You will miss out on the fun if you don’t ~.:
~しないと楽しみを逃すよ。
Don’t miss this deal. / Don’t miss this offer.:
このお得な情報を見逃さないで。
I miss the old days. / I miss the good old days.:
昔のことが懐かしい。
I don’t want to miss a thing.:
何も見逃したくない。
例文:
I missed the chance to talk to him. I regret it so much.
(彼と話すチャンスを逃した。とても後悔している。)
You will miss the fun if you don’t join us. Come on, let’s go.
(私たちについてこないと楽しみを逃すよ。さあ、行こう。)
Don’t miss this deal. You can get 50% off on all items.
(このお得な情報を見逃さないで。全品半額だよ。)
I miss the old days when we used to hang out together.
(一緒に遊んでいた昔のことが懐かしい。)
I don’t want to miss a thing. I want to cherish every moment with you.
(何も見逃したくない。あなたとのすべての瞬間を大切にしたい。)