「おごるよ」の英語表現―2つの使い分け

こんにちは。

前回までの記事で、英語で「奢る」を表現する3つの定番フレーズを紹介してきました。

*「おごるよ」の定番フレーズはこちら。

今回は、そのうちの2つ、”It’s on me.” と “I’ll take care of it.” に焦点を当てます。

これらのフレーズは、どちらも「お会計は私が持ちます」という意味を持ちますが、
ニュアンスと適切な使用シーンが異なります。

1. “It’s on me.” と “I’ll take care of it.” の意味の違い

“It’s on me.” は、「これは私のおごりです」「私の奢りです」という意味のカジュアルな表現です。

友達同士の会計や、気軽な食事の場面で使うのに適しています。

一方、“I’ll take care of it.” は、「お会計は私が処理します」
「お会計は私に任せてください」といった意味合いを持つ、やや改まった表現です。

ビジネスシーンや、目上の人とのお食事の際に使うのがふさわしいでしょう。

2. “It’s on me.” の使用シーン と会話例

“It’s on me.” は、友達や親しい同僚との食事の際に使うのが最適です。

以下の会話例を見てみましょう。

A: That was a delicious meal. Shall we split the bill?
(とてもおいしい食事だったね。お会計は割り勘にする?)
B: No, it’s on me. You paid last time, remember?
(いや、今回は私のおごりだよ。前回は君が払ってくれただろ?)
A: Oh, right. Thanks, I appreciate it!
(あ、そうだったね。ありがとう!)

このように、”It’s on me.” を使って、カジュアルに「奢る」ことを伝えられます。

3. “I’ll take care of it.” の使用シーン と会話例

“I’ll take care of it.” は、ビジネスシーンや、
目上の人とのお食事の際に使うのが適切です。

以下の会話例を見てみましょう。

A: Thank you for the productive meeting. Shall we head to the restaurant?
(実りあるミーティングをありがとうございました。レストランに向かいましょうか?)
B: Yes, let’s go. And don’t worry about the bill, I’ll take care of it.
(はい、行きましょう。お会計は気にしないでください。私が処理します。)
A: That’s very kind of you. Thank you.
(とても親切ですね。ありがとうございます。)

このように、”I’ll take care of it.” を使って、
ビジネスの場で「奢る」ことを伝えると、
プロフェッショナルな印象を与えられます。

シーンに合わせて適切なフレーズを選ぶことで、
英語で「奢る」をスマートに表現できます。

ぜひ、実際の会話で活用してみてくださいね!

 

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