今回は「なぜ?」「どうして?」を聞きたい時に使える表現をご紹介します。
まず思い浮かぶのは、”why?” ですよね。
一番シンプルな使い方ではないでしょうか。
1. “Why”の基本的な使い方:単独使用と疑問文での活用
“Why”は、単独で使用する方法と、
疑問文の一部として使用する方法の2つがあります。
a) 単独での使用
“Why”を単独で使用する場合、簡潔に「なぜ?」と尋ねることができます。
は、相手の発言に対して素早く反応したい場合や、詳細な質問を避けたい場合に特に有効です。
例えば:
A: I’ll be home late tonight.(今日は遅くなるよ。)
B: Why?(なぜ?)
A: I have an extra meeting at 6:00.(6時に追加の会議があるんだ。)
この会話例では、Bは単に”Why?”と聞くことで、Aの遅くなる理由を簡潔に尋ねています。
b) 疑問文での使用
“Why”を使って完全な疑問文を作ることもできます。
この場合、“Why” + 主語 + 動詞の順で文を構成します。
例:
A: Why are you so tired today?
(なんでそんなに疲れているの?)
B: I stayed up late last night. I was watching TV.
(昨晩夜更かししたんだ。テレビを見ていて。)
この例では、Aが”Why”を使って完全な疑問文を作り、Bの状態について詳しく尋ねています。
2. 実践会話例で学ぶ”Why”の自然な使用法
“Why”を使った質問は、日常生活のあらゆる場面で活用できます。以下に、いくつかの実践的な会話例を紹介します。
例1:仕事の場面
A: I’m thinking of changing my job.
(仕事を変えようと思っているんだ。)
B: Oh, why?
(えっ、なぜ?)
A: I feel like I need a new challenge in my career.
(キャリアに新しい挑戦が必要だと感じているんだ。)
例2:友人との会話
A: I’ve decided to start learning French.
(フランス語の勉強を始めることにしたよ。)
B: That’s interesting! Why French?
(面白いね!なぜフランス語なの?)
A: I’m planning a trip to Paris next year.
(来年パリに旅行する予定なんだ。)
例3:日常生活の中で
A: I’m going to bed early tonight.
(今夜は早く寝るよ。)
B: Why? It’s Friday night!
(なぜ?金曜の夜だよ!)
A: I have an important meeting early tomorrow morning.
(明日の朝早く重要な会議があるんだ。)
これらの例からわかるように、
“Why”を使うことで、相手の行動や決定の理由を自然に尋ねることができます。
3. “Why not”の使い方:否定表現への効果的な返し方
“Why”には、”not”と組み合わせて使う”Why not?”という表現もあります。
これは、相手の発言に否定的な要素がある場合に使用され、「なぜ〜しないの?」という意味になります。
例:
A: Did you do your homework?(宿題やった?)
B: Not yet.(まだだよ。)
A: Why not?(なんで?)
B: Umm… I was just busy!!(えっと…忙しかったんだよ!)
この会話例では、Bの否定的な返答に対して、
Aが”Why not?”と尋ねることで、宿題をしていない理由を効果的に聞き出しています。
“Why not?”は、単に理由を尋ねるだけでなく、相手を促したり、提案したりする際にも使えます。
例:
A: Should we try that new restaurant?(あの新しいレストラン、行ってみる?)
B: Why not? It sounds interesting.(いいね、面白そうだし。)
ここでは、”Why not?”が「そうだね、行ってみよう」という肯定的な返事として使われています。
まとめ
“Why”は、英語で「なぜ?」「どうして?」と尋ねる最も基本的な表現です。単独で使用する方法、疑問文の一部として使用する方法、そして”Why not?”という形で使用する方法があります。
これらの使い方をマスターすることで、自然な英会話の幅が大きく広がりますよ!