ビジネスシーンで外国人と話していると、
「この表現、意味がよくわからない……」
と感じることはありませんか?
実は英語には、日本語に直訳しづらいけれど、ビジネスで頻繁に使われる便利な表現がたくさんあります。
これらを理解しておくと、会議やメールでのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。
今回は、働くビジネスパーソンが知っておくべき
「訳しづらいけど超実用的」な英語表現を12個厳選してご紹介します。
目次
1. How can you tell?
直訳:どうやってあなたは言えるの?
実際の意味:どうしてそれがわかるの?/何を根拠にそう言えるの?
相手の発言に対して、その根拠や理由を尋ねるときに使います。
疑っているというよりは、純粋に「どこからそう判断したの?」という興味を示す表現です。
例文: A: I think this project will be delayed.(このプロジェクトは遅れると思う)
B: How can you tell?(どうしてそう思うの?)
A: The team hasn’t met any milestones this month.(チームが今月、マイルストーンを一つも達成していないからね)
2. Fair enough
直訳:十分に公平 実際の
意味:なるほど、それもそうだね/まあ、わかった
相手の意見や説明に納得したときに使う表現です。
完全に同意しているわけではないけれど、相手の立場や考え方を理解・受け入れたというニュアンスがあります。
例文: A: I can’t attend the meeting because I have a client visit.(クライアント訪問があるので会議に出られません)
B: Fair enough. I’ll send you the minutes afterward.(わかりました。後で議事録を送ります)
3. I’ll take it from here
直訳:ここから私がそれを取ります
実際の意味:ここから私が引き継ぎます/あとは私がやります
業務の引き継ぎや、誰かをサポートする場面で使います。
「ここから先は任せて」という頼もしいニュアンスがあります。
例文: A: I’ve completed the initial research for the proposal.(提案書の初期リサーチは終わりました)
B: Great. I’ll take it from here and draft the document.(ありがとう。ここから私が引き継いで文書を作成します)
4. Let’s touch base
直訳:基地に触れましょう
実際の意味:また連絡を取り合いましょう/進捗を確認し合いましょう
定期的に状況を確認し合う、情報交換をするという意味です。
「touch base」は野球用語から来ており、ベースに触れて確認するイメージです。
例文: Let’s touch base next week to see how the campaign is performing.
(来週また連絡を取って、キャンペーンの成果を確認しましょう)
5. I’ll loop you in
直訳:あなたを輪の中に入れます
実際の意味:あなたを情報共有の輪に入れます/CCに入れます
メールや会議に誰かを追加して、情報を共有するときに使います。
「loop」は輪・ループのことで、情報の輪に入れるイメージです。
例文: I’ll loop you in on the email thread so you can stay updated.
(メールのやり取りにあなたも入れるので、状況を把握できますよ)
6. Circle back
直訳:円を描いて戻る
実際の意味:後でまた話題に戻る/改めて確認する
今は時間がないけれど、後でその話題に戻ってくる、再度確認するという意味です。ビジネス会議で頻出します。
例文: Let’s table this discussion for now and circle back to it next week. (この議論は今は保留にして、来週また取り上げましょう)
7. On the same page
直訳:同じページの上に
実際の意味:認識が一致している/同じ理解をしている
チームメンバー全員が同じ情報や理解を共有している状態を表します。
本を読むときに同じページを見ているイメージです。
例文: Before we proceed, let’s make sure we’re all on the same page about the deadline.
(進める前に、締め切りについて全員の認識が一致しているか確認しましょう)
8. Keep me in the loop
直訳:私を輪の中に保って
実際の意味:引き続き情報共有してください/進捗を教えてください
プロジェクトの進行状況や重要な情報を継続的に共有してほしいときに使います。
例文: I won’t be directly involved, but please keep me in the loop on any major decisions. (直接関わりませんが、重要な決定があれば教えてください)
9. Push back
直訳:押し戻す
実際の意味:延期する/スケジュールを後ろ倒しにする
会議や締め切りを延期するときに使います。物理的に押して後ろにずらすイメージです。
例文: Can we push back the presentation to next Friday? I need more time to prepare.
(プレゼンを来週金曜日に延期できますか?準備にもう少し時間が必要です)
10. Run it by someone
直訳:誰かのそばでそれを走らせる
実際の意味:誰かに確認してもらう/意見を聞く
アイデアや提案を誰かに見せて、フィードバックや承認を得るという意味です。
例文: Before finalizing the budget, let me run it by my manager.
(予算を確定する前に、上司に確認させてください)
11. Get the ball rolling
直訳:ボールを転がし始める
実際の意味:物事を始動させる/スタートさせる
プロジェクトや作業を開始する、動き出すという意味です。ボールが転がり始めると勢いがつくイメージです。
例文: Let’s get the ball rolling on the new marketing campaign this week.
(今週、新しいマーケティングキャンペーンを始動させましょう)
12. Give someone a heads up
直訳:誰かに頭を上げさせる
実際の意味:事前に知らせる/注意喚起する
何かが起こる前に相手に知らせておく、警告するという意味です。危険が迫っているときに「頭を上げて!」と注意を促すイメージから来ています。
例文: Just wanted to give you a heads up that the client might ask for revisions.
(クライアントが修正を求めてくるかもしれないので、事前にお知らせしておきます)
これらの表現は、直訳すると意味がわかりにくいものばかりですが、ビジネスの現場では日常的に使われています。
特にネイティブスピーカーとの会議やメールでは頻出しますので、ぜひ覚えておいてください。
実際に使ってみることで、よりスムーズなコミュニケーションができるようになりますよ!





