「もう我慢の限界」
「ほとほとあきれてやってられない」
「つくづくイヤになった」
と感じることはありますよね。
そのようなとき、英語ではどのように表現すればいいでしょう?
◎get fed up with it
「get fed up with it」は、「もう我慢できない」という強い感情を表す口語的な表現です。
“fed”は「食べさせる、エサを与える」という意味の”feed”からきています。”get”と”up”と一緒に使われることによって、「十分に食べされられて」ということです。
どんな大好物でも、食べきれないほど食べさせられると、イヤになってしまいますよね。その感覚を比喩的に表した表現で、より口語的な言い方です。
何かがあまりにも頻繁に起こり、それによって楽しみや興味を失ってしまったことを示します。
例えば、都会の騒音や、繰り返される問題に対して、「休暇中に静かな場所に行きたい」という願望を表現する際に有効です。
”with”の後ろに名詞(人やもの)を続けることで、イヤになっているものの対象を具体的に示すことができます。
◉会話例
(休暇の予定について話している場合)
A: Where are you going for your vacation?
(休暇はどこに行く予定なの?)
B: I’m planning to go camping.
(キャンプに行こうと思っているんだ。)
A: Sounds nice! Why is that?
(いいね!どうして?)
B: Well, I’m getting fed up with the noise in the city.
(まぁ、都会の喧騒が嫌になったんだよね。)
先にご紹介した「もううんざり」「つくづくイヤになった」とともに、「もうイヤだ」という気持ちを表わす表現です。
ぜひ覚えて使ってみましょう!