最近は日本各地で地震が発生していますよね。
まさに日本は「地震大国」と言われていますが、
地震がない国から来られた方が
地震に遭遇した場合、
初めての経験でパニックを起こされるかもしれません。
実際、私の友人家族も日本滞在中に
大きな地震が起きてびっくりしたそうです。
ホテルの方がたまたま英語が話せたため、
どういう状況か把握でき、
安心感を得られたと言っていました。
この記事では、
地震が起こった時、とっさに使える
実用的な英語フレーズをご紹介します。
地震発生時の状況説明を英語で
地震が発生した直後、外国人観光客に状況を説明する必要があります。
以下のフレーズを使って、簡潔かつ明確に情報を伝えましょう。
●地震 earthquake
例 A magnitude X.Y earthquake struck (地域) last night.
(昨夜、(地域)でマグニチュードX.Yの地震が起きました。)
●余震 aftershock
例 Please watch out for the aftershock.
(余震に気をつけてください。)
次のような順番で伝えましょう。
1. 地震の発生を伝える:
“An earthquake has just occurred.”
(地震が発生しました)
2. マグニチュードを伝える:
“It was a magnitude 6.5 earthquake.”
(マグニチュード6.5の地震でした)
3. 震源地を説明する:
“The epicenter was in Fukushima Prefecture.”
(震源地は福島県です)
4. (続く)余震への注意を促す:
“Please be careful of aftershocks.”
(余震に注意してください)
これらの情報を組み合わせて使うことで、
より詳細な状況説明が可能です。
例えば:
“A magnitude 6.5 earthquake has just occurred in Fukushima Prefecture. Please be careful of aftershocks.”
津波警報の伝え方
沿岸部では、地震の後に津波の危険性がある場合があります。
●津波 tsunami
例 There’s a risk of a tsunami.
(津波の危険があります。)
Please evacuate to higher ground immediately.
(すぐに高台に避難をしてください。)
●緊急避難所 emergency shelter
例 The emergency shelter is at (場所).
「(場所)へ避難してください」
Please flee to the elementary school.
(小学校へ避難してください。)
次のような順番で伝えましょう。
1. 津波警報の発令:
“A tsunami warning has been issued.”
(津波警報が発令されました)
2. 津波の到達予想時間:
“The tsunami is expected to arrive in 30 minutes.”
(津波は30分後に到達する見込みです)
3. 予想される波の高さ:
“The expected wave height is 3 meters.”
(予想される波の高さは3メートルです)
4. 即時避難の呼びかけ:
“Please evacuate to higher ground immediately.”
(直ちに高台に避難してください)
これらを組み合わせて使用することで、より詳細な情報を伝えられます:
“A tsunami warning has been issued. The tsunami is expected to arrive in 30 minutes with a wave height of 3 meters. Please evacuate to higher ground immediately.”
高台避難の指示方法
津波の危険がある場合、速やかに高台への避難を指示する必要があります。
以下のフレーズを使って、指示を出しましょう。
1. 高台への避難指示:
“Please go to higher ground now!”
(今すぐ高台に避難してください)
2. 避難場所の案内:
“The evacuation area is at the top of that hill.”
(避難場所はあの丘の頂上です)
3. 避難経路の説明:
“Follow this road uphill for 500 meters.”
(この道を500メートル上ってください)
4. エレベーター使用の禁止:
“Do not use elevators. Use the stairs.”
(エレベーターは使わないでください。階段を使ってください)
5. 持ち物の指示:
“Take only essential items with you.”
(必要最小限の持ち物だけ持って行ってください)
これらのフレーズを状況に応じて組み合わせることで、効果的な避難指示が可能になります。
これらのフレーズを日頃から練習し、
いざという時に備えておきましょう。