日常会話でよく使われる英語フレーズを押さえておくことは非常に重要です。
なかでも、”Are you ok?”は、相手の状態を気遣う場面でよく耳にする表現の一つ。
この記事では、”Are you ok?”と聞かれた際の適切な返答方法を3つご紹介します。
シンプルな表現から、あまり大丈夫でない時の答え方まで、
会話例を交えながら解説するので、ぜひ参考にしてください。
1. シンプルで幅広いシーンで使える答え方
“I’m ok/good/fine”は、「大丈夫だよ」と伝える一番シンプルな答え方。
カジュアルすぎない表現なので、幅広いシーンで使うことができます。
“ok”、”good”、”fine”は、この場合においては「大丈夫」というようなニュアンスになりますので、どれを使っても似たような意味として使うことができます。
ただし、顔の表情や声色によっては、
相手に冷たい印象を与えてしまうことがあるので、
少しニコっと笑顔で答えましょう。
会話例:
A: Are you ok? It was a tough day.
(大丈夫?大変な1日だったよね。)
B: Yeah, I’m fine.
(うん、大丈夫だよ!)
A: Please get a lot of rest tonight!
(今夜はたくさん休憩してね。)
2. カジュアルな雰囲気で答えるなら
“I’m doing ok/good/fine”も「大丈夫」を伝える表現の一つです。先ほどの表現に“doing”が加わるだけのシンプルで覚えやすい表現ですが、”doing”が入ることで、少しカジュアルな印象になります。
“ok”、”good”、”fine”の使い方は、先ほどと同様にあまり違いがなく、どれを使っても大丈夫です。
会話例:
A: Are you ok? You look pale.
(大丈夫?顔色が悪いよ。)
B: Yeah, I’m doing good. I think I’m just tired.
(うん、大丈夫。ちょっと疲れてるだけだよ。)
A: Oh really? Do you want to stop by a cafe?
(そうなの?カフェにでも寄ろうか?)
3. 実は大丈夫ではない時の答え方
最後に、Are you ok? と聞かれたとき、
あまり大丈夫ではない場合の答え方をご紹介します。
“Yeah, actually…“を使って、
話を切り出すのが効果的です。
“Actually”は「実はね」というような意味合いがあるので、
「大丈夫?」と聞かれた際に、「あのね、実は……」と話を始め、その後に大丈夫ではない事情などを説明していきます。
会話例:
A: Are you ok?
(大丈夫?)
B: Yeah actually, I’m feeling a bit sick.
(うん、実はね、ちょっと体調が悪くって。)
A: Oh no! Then let’s take a taxi to the hotel.
(大変!じゃあホテルまでタクシーにしよう。)
ただし、状況や相手との関係によっては、本当は「大丈夫ではない」場合でも「説明するのもあれだしな」と感じる場合もありますよね。そのような場合は、英語圏でも最初の2つの表現を使って対応することが多いです。
英会話上達のカギは、日常会話でよく使われる表現を身につけること。
国内でも外国人観光客が増えている今、
“Are you OK?”と聞く側にも聞かれる側にもなる可能性がありますね。
ぜひこの記事を参考に、声に出して練習してみましょう。
楽しみながら学ぶことが、英語上達への近道ですよ!