Hi,サチンです。
毎日ワクワク英語を楽しんでいますか?
「英語を話そうと思うと、緊張してしまって、言葉が出てこなくなります。」
そんなお悩みを生徒さんからもよく聞きます。
日々スピークアウトをがんばっているのに、いざ実践の場で楽しく会話できないと落ち込んでしまいますよね。
せっかく勇気を出して英語で話しかけたのに、「話せなかった」というネガティブな記憶がコンプレックスやトラウマになってしまっては逆効果です。
まずは、リラックスしましょう。
「間違えた分だけ、英会話はもっとうまくなる!」それくらいの気持ちで英語を口に出してみることです。
でも、【緊張】は悪いことばかりではないことも覚えておいてください。
今日は、「ストレスを英語学習の味方にする」マインドセットについてお話ししていきます。
『ヤーキーズ・ドットソンの法則』
緊張はストレスの一種ですが、以前こちらの記事でもお話ししたように…
「人はある程度のストレスを感じる環境におかれた方が、高い能力を育み、発揮することができる」
という説があります。
緊張すると交感神経が刺激されて一時的に脳が活性化するので、思考力や集中力は上がるのです。
緊張感を持って仕事に取り組んだ方がパフォーマンスが上がるのはこのためです。
たとえば、
・学生時代の部活で、練習よりも試合の方がいい結果を出すことができた
・どうしても定時に帰らなければならない予定がある日に、いつもより速く、それでいてクオリティの高い仕事をこなすことができた
・緊張して不安でいっぱいだったプレゼンが、思いのほか上手くいった
あなたにもそんな経験はありませんか?
ですから、外国人を前に緊張して話せない状態の時というのは、実は英語力が上がりやすい、絶好の学習の機会ともいえます。
【自分ひとりでリラックスしながら英語をインプットする時間】と【実際の会話で緊張しながらもスピークアウトする時間】をうまく使い分けて、緊張している状態も楽しむくらいの気持ちでストレスを英語学習の味方にしていきましょう!
さらに、私の『スピークアウト』チームのサポート講師、Yuka先生からもアドバイスがあります。
緊張を生みだす原因である、英語に対する『プレッシャー』の解消法を詳しく解説してもらいました。
きっとあなたの役に立つと思います。ぜひチェックしてください。
*ここからは、『スピークアウト』のサポート講師、Yuka先生の解説です!
外国人と話すときに緊張しないコツ、マインド
英語を話す時に緊張する!という方は多いのではないでしょうか?
筆者も英語を習いたての頃は本当に緊張しました。
そこで、なぜ緊張するのか?を考えてみました。
1.間違えたことを言ってしまったらどうしよう、というプレッシャー
2.相手の言ってることを正しく聞き取れるか、というプレッシャー
3.言葉足らずで失礼なことを言ってしまったらどうしよう、というプレッシャー
このような「プレッシャー」を自分で自分に与えてしまった結果、英語を話すときに緊張してしまいます。
では実際にこの3つの「プレッシャー」をどのように克服していけばよいかを一つずつ分析してみましょう。
1.間違えたことを言ってしまったらどうしよう、というプレッシャー
間違えてもいいんです!
間違える事を恐れて何も言わないよりも、間違えても良いのでどんどん言ってみる事の方が大事です。
筆者は留学中に「間違えたら恥ずかしい」という気持ちが先立ち、ひたすらクラスで黙っているという時期がありました。そうすると、そのうち「何を考えているかわからない人」と周囲から思われていることに気づきました。
ある日「これではいけない!」と目が覚めてから、間違えてもいいので、たどたどしくても、とにかく大きな声で言ってみることを決心しました。
もちろん相手が理解してくれないことも多々ありましたが、その都度「言い方を変えて再トライ」というのを繰り返していると、「なるほど、この場面ではこっちの言い方の方が通じるのか」と体で覚える事ができ、そこから英語力がグンと伸びた気がします。
もちろんクラスメートとのコミュニケーションも少しずつ深めていくことができました。
それ以来、「英語は40%は語学的な知識、あとの60%は気合と根性」だと思っています(笑)。
もちろん英語を話すのはドキドキしますが、間違って恥ずかしい思いをするよりも「何を考えてるのかわからない宇宙人(笑)」と思われないために、勇気を出してとにかく話してみましょう!
2.相手の言ってることを正しく聞き取れるか、というプレッシャー
聞き取れたらラッキー、ぐらいに思いましょう。
間違っても「一言一句全部聞き取らなければ!」と思ってはいけません。
そうすると緊張度が増してしまい、リラックスした状態で聞いたときには聞き取れるものも聞き取れなくなってしまいます。
とにかくリラックスして相手の言っていることに耳を傾けてみましょう。
わかった単語や表現だけでとにかく想像してみる、その上で返答してみて、もし的外れな返答をしていた場合は、そこから相手を巻き込んでコミュニケーションを深め、一緒に意思疎通を図りましょう。
その方が相手との関係も深まりますよ。
全く聞き取れないこともあるかもしれません。
そういった場合は、“I’m sorry, could you say that again?”と聞き返せばよいのです。
相手はそれで怒ったりしないのでご安心を。^^
もし怒ってしまった場合は、あなたでなくその人に問題があると考えましょう(笑)
3.言葉足らずで失礼なことを言ってしまったらどうしよう、というプレッシャー
これは礼儀を重んじる日本人によくありがちなプレッシャーです。
まず、会話をする際、たいていの場合、相手はあなたが英語学習者と知っています。少々失礼な響きになってしまっても、相手は「あ、この人は英語が母国語じゃないもんな。」と納得してくれるはずです。
逆のシチュエーションを考えてみましょう。
日本語を勉強している外国人が、カタコト日本語で初対面であなたに敬語を使わなかった場合、あなたは怒りますか?
たいていの人が、「この人は日本語が母国語じゃないもんな」と理解して「なんと失礼な!」と腹を立てることは無いと思います。
それと同じで、あなたの英語がやや失礼に響いてしまう事があっても、それを恐れて英語を話せなくなる、ということが無いようにしましょう。
相手はきっと温かく見守ってくれるはずです。あなたが一生懸命日本語を話そうと頑張っている外国人を見守るように。
でも、「世の中にはそんな優しい人ばかりじゃないよ!」というあなた。確かに残念ながらそうかもしれませんね。だからと言って、あなたの英語に自信を失ってはいけません。
英語を話した後、相手に聞き返されて萎縮してしまう人がいます。委縮すると余計に自信を失い声が小さくなり、ますます自分の英語が通じなくなる、という墓穴を掘ってしまいがちです。
聞き返された場合は、「私の英語が聞き取れないなんてどういうこと?」ぐらいの気持ちで(笑)、堂々と大きな声で言い直しましょう。
まとめ:英語は気合と根性と勇気が大切!とにかく自信を持って!
◆◇◆今日のシンプルアクションプラン◆◇◆
ストレスを感じた時には、
「強いストレスほどチャンス」
「ストレスは自分にとって良いものなのだ」
と頭の中で唱える
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
*Yuka(ゆか)先生プロフィール
英語講師歴15年。日本で塾講師を務めた後渡米。ハワイ州立大学院修士課程で第二言語習得学科で社会言語学を学ぶ。その後、ホノルルの英語語学学校で、日本をはじめ各国の大人生徒に英語を教える。教える以外にも英語習得プログラムのカリキュラム作成にも尽力。趣味は全く痩せないジム通いと最近始めたギター。ホノルル在住。
英語を話す【自信】をつけていきましょう。
Let’s enjoy trying!
サチン
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