こんにちは!
サチンです。
日本人がなかなか英語を話せるようにならない理由。
それは「5つの心の壁」が原因です。
ひとつめは「遠慮の壁」
ふたつめは「思い込みの壁」
3つめは「新しいチャレンジへの壁」
です。
そして、心の壁の4つめは「心配性の壁」なのです。
心配してもはじまらない。英語は簡単。必ずできる!
日本の英語教育では、見る英語(読み)と聞く英語(リスニング)はやるけれど、
話す英語(スピーキング)はあまりやりません。
だから、日本人は英語を話せないだけなんです。
単に、スピーキングを学ぶ時間が少ないというわけです。
実にシンプルな理由ですよね。
ですが、「英語できないから……」「英語はうまくしゃべれないかも」
「私、覚えが悪くて」など、
心配する人が多いのです。
英語も、ゴルフなどのスポーツも、ビジネスも、料理も、
成功するか否かは「9割メンタル」にかかっている、と私は思っています。
何度も何度も繰り返していくうちに「コツ」を覚え、自信がついてくる。
その自信が上達につながるのです。
経験を積むことで、
「できるようになってきた」「わかってきた」というメンタルに変わってくる。
技術を磨くことももちろん大事ですが、
それ以上に重要なのが練習の繰り返しによって得られる「自信」です。
たとえば、料理をつくるのに、
「おいしくできるかな。味付けがうまくいかないかも。失敗するかも」と思っていたら、
おいしい料理はできませんよね。
「おいしくないかもしれない。味付けがイマイチかもしれないけど、食べてみて」と出された料理と、
「一生懸命つくりました! おいしいから食べてね」と言われて出された料理。
相手はどちらがおいしいと感じるでしょう?
たとえ、同じ味だったとしても、
確実に「おいしいから食べてね!」と言われた料理のほうが
おいしく感じるのでは
ないでしょうか。これも「気持ち」の問題です。
東京大学(東大)に行く学生や卒業生の何が強いか? と言えば、
もともとの頭がいいのはもちろんですが、それだけではありません。
東大に合格し、入学したことでメンタルも強くなっていることも大きいはずです。
「俺は東大に受かったんだ。東大生なのだ」「俺は東大に受かって、卒業したのだ」という気持ちから、
「だからできる」「成功するぞ」などの自信につながってくる。
メンタルが強いからどんどん新しいことにもチャレンジして、
さらに成功体験を重ねて自信がつき、
よりメンタルが強くなり……
という成功スパイラルを繰り返すのです。
第一線で活躍している人の共通点
第一線で活躍している人がすごいのは、
練習や鍛錬を積み重ねることによって技術が向上していることももちろんですが、
それとともに「自分はこれだけ努力してきたのだから、どんな場でもうまくいく!」
という強いメンタルを持ち合わせていることです。
「自分はできるんだ」という自信が、
実力を発揮させてくれる。その「手ごたえ」を得るためにも、
まずはやってみることです。
英語も同じようにメンタルこそが上達のカギになります。
インドのホテルマンは誰でも英語ペラペラ
インドは日本よりも身分がはっきりしているところがあります。
日本のように就学率も高くありません。
ホテルのゲートマンはそれほどきちんとした教育を受けていない場合も多いのですが、
それでも日常会話に困らないくらいの英語は誰でも話していますし、
もちろん相手にもきちんと通じています。
文法が間違っていることもありますが、まったく問題なし。
堂々と自信を持ってしゃべっています。
私が英語を教える日本人の生徒さんはみな自信を持っています。
文法を間違えていたとしてもいいんです。
私は必ず「よく言えたね」とほめます。
母国語ではない言葉を話しているのですから、それだけですごいことなのです。
それを繰り返すうちに、生徒さんはほめられたことが自信となり、
モチベーションとなって、
どんどんしゃべれるようになっていきます。
「自分はできるんだ! しゃべれるんだ!」
という気持ちが大事ということですね。
英語に関していえば、日本人はメンタルが弱い人が多いです。
それは、「文法が間違ったらどうしよう」とか、
「発音が違うから」「ジャパニーズイングリッシュだから」という弱気で臨んでいるから。
もっと強気でいきましょう。
文法、読み、書きなど、小学校から習ってきた英語をフルに使えば、
英語はほとんどの場合通じます。
あと必要なのは堂々とした態度。
「自分の英語は通じるんだ!」という気持ちで臨みましょう。
もうひとつ、場面ごとにシミュレーションしておけばさらにばっちりです。
想定される答えを用意しておけばメンタルの準備もできますよね。
まずは、「私は(僕は)英語ができるんだ!」という強いメンタルを持つこと。
そう、あなたは英語がしゃべれるのです!