中学で習う単語のひとつに「get」があります。
日本語でも「ゲットした!」などの使い方をするように、
大きなところでは「得る」という意味があります。
ですが、この「get」、日常会話によく使うので、
覚えておくととても便利です。
何かを頼むときに使える「Can I get~?」
Can I get ~ ?
(~をもらえますか?)
と、人に何かを頼むときに使います。
たとえば……
レストランで飲み物を注文するときに、
Can I get a glass of water?
(水を一杯もらえますか?)
a glass of water の代わりに、
Can I get a piece of paper? 紙を1枚もらえる?
Can I get some salt? 塩をとってくれる?
Can I get a cup of coffee? コーヒーをもらえますか?
Can I get a large pizza? Lサイズのピザをもらえますか?
なども使えるでしょう。
getのあとは、名詞や、形容詞+名詞を置きます。
Can I get to go?(持ち帰りできますか?)とはいいません。
この場合は、
Can I take it to go?
(持ち帰ってもいいですか?)
Can I have it to go?
(持ち帰りにしてもらえますか?)
と言います。
また、友達に借り物を返してもらうときに、
Can I get my book back?
(本を返してもらえますか?)
そのほか、
Can I get a receipt?
(レシートをもらえますか?)
Can I get a refund?
(返金してもらえますか?)
Can I get a discount?
(割引してもらえますか?)
Can I get a ride?
(乗せてもらえますか?)
Can I get a hug?
(ハグしてもらえますか?)
Can I get a hair cut ?
((美容院などで)髪の毛を切ってもらえますか?)
という言い方ができます。
Can I get は、Can I have や May I have と同じような意味ですが、
Can I getのほうが少しカジュアルです。
丁寧に頼みたいときは、Can I have や May I have を使うほうがいいでしょう。
自分で何かを取る際にも使える「get」
Can I get は、自分で何かを取るときにも使えます。
たとえば、机の上にあるペンを取るときは、
Can I get that pen?
(そのペンを取ってもいいですか?)
このように、さまざまな場面で使えるget、
ぜひ覚えてくださいね。