Hi,サチンです。毎日ワクワク英語を楽しんでいますか?
今日は『子供の英語教育』についてお話しします。
あなたは、お子さんまたはお孫さんの英語教育に関心をお持ちですか?
「サチンさん、子供には何歳から英語を習わせたらいいでしょうか?」
教育熱心なママたちからよくこの質問を受けます。
・将来子供が英語で困らないようにしてあげたい。
・世界で活躍出来るように小さいうちからグローバルな感覚を身につけたい。
・出来たらバイリンガルに育てたい。
その想いは私もよくわかります。
何歳から学び始めたらいいか?
私の奥さんは日本人です。
ですから私の息子たちは、2つの異なる母国語を持った両親に育てられています。
子供の【脳】が母国語を決める年齢は、6歳前後という説があります。
それまでは素直に日本語・外国語と分け隔てなく受け取っていたのが、その年齢を境に受け取った言葉を「母国語か」「母国語でないか」判断するようになるという考え方です。
日常に2つ以上の言語がやりとりされる環境で育った子供と、日本語だけが耳に入ってくる環境で育った子供では、言語の獲得のプロセスにすでに個人差が生まれています。
脳が母国語を決めるまでの間、どんな「言語環境」の中にいたかが、その後の『英語脳』の発達に大きく影響するからです。
『臨界期』の幻想!?
幼児期の教育について、『臨界期』という考え方があります。
人間の脳には「学習できる」適切な時期があって、その年齢を過ぎるといくら努力しても限界があるという仮説です。
アメリカの神経生理学者のレネバーグは、言語の習得は3歳~12歳までが適しているとして、12歳を過ぎてから第二言語を学び始めると、ネイティブスピーカーと同等の言語能力は身につけることができない、という考え方を提唱しています
この臨界期の仮説を信じて、まだ日本語もわからない赤ちゃんのうちから、英語に触れさせたいというママたちも少なくありません。
でも、日本のように英語をほとんど使わなくて済む環境で「早くから習いさえすれば、苦労することなく英語ができるようになる」のは幻想にすぎません。
日本に住みながら英語を幼いうちから学習すると、母国語である日本語の習得がままならなくなる、という別の説もあります。日本語がまだしっかりと身についていないうちに、他言語を学ぶとどちらの言語能力も中途半端になってしまうという意見です。
子どもに英語を習わせるには、どんな環境でどのような学び方をするのか、誰がどのように教えるのかなどといった点を、親がきちんと見極める必要があります。
成長の過程や、お子さん一人一人の個性や性格との相性があるので、1つの正解はありません。
口コミや他のお子さんの体験からの評価などを参考にして、素人判断で学習法を選ぶのにはリスクがあることを知っておいた方がいいでしょう。
Youtube動画へのリクエストでも、「ご家庭で親子で交わすシミュレーション英会話」が観たいとのご要望をいただいています。
皆さんも興味はありますか?
ご要望が多ければ、我が家の英語教育の考え方やエピソードなどもおり交ぜながら今後お伝えしていきたいと思います。
親が子供に対してできる一番の英語教育のサポートは、「環境作り」です。
◆◇◆今日のシンプルアクションプラン◆◇◆
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Keep trying!
サチン
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*どんな年代の子供に対しても共通して、パパママが家庭でやってあげられることがあります。
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