Hi,サチンです。ワクワク英語を楽しんでいますか?
今日も Let’s speak up (スピークアップ)!
私の英語コミュニティのメンバーからも、よく、
「英語で会話中、沈黙になってしまう」
「話が途切れてしまう」
という悩みを聞きます。
日本人の皆さんはすぐに「自分の英語が間違っているから」「発音が正しくないから」と自信をなくしてしまいがちですが、他にも理由があります。
そんな時、もしかしたら会話相手の外国人は、あなたの話の続きを待っているのかもしれません。
英語を話す時、日本語と同じ”話し方”をしていませんか?
英語には英語ならではの『会話の組み立て方』があります。
日本語と同じ感覚で会話のキャッチボールをしているつもりでも、相手にはあなたの投げた球が届いていないのです。
今日はその解決法をお伝えします。
英語と日本語の会話の流れの違い
日本語は相手と一緒に会話を作っていく言語です。
・聞き手は、話し手の伝えたいことを察しながら
・話し手は、聞き手の反応を気遣いながら
一緒に着地点(結論)にたどり着くのが日本語の会話の組み立て方です。
対して英語は、話し手がしっかりと自分の『結論』を持っていて、お互いに意見をスピーチし合う感覚で会話が進みます。
まず自分が言いたいこと=『結論』を一番最初に述べて、
どうしてその結論にたどり着いたのか『理由』を相手に説明していくのが
英語の会話の組み立て方です。
そのため英語では話す側が主導権を握って、自分の考えや意見をはっきりとわかりやすく言った方が好まれます。
常に”自分主体”で考えて発言することが求められるのです。
日本語のように「くみ取って欲しい」という遠慮や謙遜をしていては、逆に相手には「何が言いたいのかわからない」とマイナスに受け取られてしまいます。
英語を話す時は、日本語とは「会話を組み立てるパターンが違う」ことを知っておきましょう。
会話中の沈黙は、話の続きを待っている?!
英語の会話の流れは、
結論
↓
理由
↓
具体例
という順で成立します。
例えば、
「コーヒーと紅茶、どちらが好きですか?」
と質問された時、日本人の皆さんは、
「コーヒーが好きです」
「紅茶が好きです」
「どちらも同じくらい好きです」
と答えを返すことで、会話のキャッチボールの球を返した気持ちになるのではないでしょうか。
一問一答のやりとりで、会話が終わります。
英語の場合は、
「コーヒーが好きです」という『結論』の後に、
どうしてコーヒーなのか『理由』の説明が必要です。
あなたは、会話が終わったものと相手が話し出すのを待っていて、
相手は、あなたが続けて理由を説明するのを待っている。
その『会話のパターン』のズレが、沈黙が生まれる原因です。
「英語らしい話し方」を意識する
英語初級者の皆さんは、次の3つのコツを意識して話すことで英会話力が格段に上がります。
1、まず、結論から話す
2、『結論』と『理由』をセットで伝える
3、Yes/Noで答えられる質問でも、必ず『理由』を伝える
さらに余裕があれば、具体的なエピソードや体験談などを添えましょう。
英語らしい話し方が出来るようになると、相手から質問や感想が返って来るので、会話のキャッチボールが始まります。
実践での会話を重ねるほど、どんどんあなた自身の答え方のパターンが積み上がって身につくので、とっさの質問にもスムーズに答えられるようになっていきます。
そうやって、結論→理由→具体例という『英語の会話の組み立て』に慣れることで、少しずつ長い文章が話せるようになり、会話の内容も深まります。
ぜひ今日から、トレーニングしてください。
◆◇◆今日のシンプルアクションプラン◆◇◆
英語で回答する時は『結論』を先に、
そのあと必ず『理由』も一緒に伝えることを意識する
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
Let’s speak up!
サチン
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