英語で断る際のポイント|日常からビジネスまでシーン別に紹介

角が立たない上手な断り方とは?

人に断るのって、気を遣いますよね。
それが英語ならなおさらでしょう。

英語で何かを断るときには、
相手の気持ちや状況に配慮して、
丁寧でやんわりとした表現を使うことが大切です。

ただ「No」と言ってしまうと、
相手に失礼や拒絶の印象を与えてしまう可能性があります。
では、英語で上手な断り方とはどのようなものでしょうか?

英語での上手な断り方のポイント

英語で上手な断り方をするには、以下の3つの要素を盛り込むと効果的です。

1.感謝や肯定の言葉を入れる
2.残念な気持ちや理由を伝える
3.代替案や次回の約束を提案する

1.感謝や肯定の言葉を入れる

感謝や肯定の言葉を入れると、
相手に対して尊重や敬意を示すことができます。
たとえば、以下のような表現があります。

Thank you for …(…してくれてありがとう)
I appreciate …(…に感謝します)
That sounds …(…と聞こえます)
I’m glad …(…でうれしいです)

 

2.残念な気持ちや理由を伝える

残念な気持ちや理由を伝えると、
相手に対して自分の立場や状況を理解してもらうことができます。
たとえば、以下のような表現があります。

I’m sorry but …(残念ながら…)
I’m afraid …(恐れ入りますが…)
Unfortunately …(残念なことに…)
The reason is …(理由は…)

3.代替案や次回の約束を提案する

代替案や次回の約束を提案すると、
相手に対して前向きな態度や関係性を維持することができます。
たとえば、以下のような表現があります。

How about …?(…はどうですか?)
Maybe …(…はいかがでしょうか?)
I can …(…することができます)
Let’s …(…しましょう)

英語で上手な断り方の例文

実際に英語で上手な断り方をする例文を見てみましょう。
シチュエーション別にご紹介します。

〇友人からの誘いを断るとき

Thank you for inviting me, but I have a prior commitment.
(誘ってくれてありがとう、でも前からの約束があるんだ)

I appreciate your offer, but I’m not feeling well today.
(お誘いありがとう、でも今日は体調が悪いんだ)

That sounds fun, but I have a lot of work to do.
(楽しそうだね、でも仕事がたくさんあるんだ)

I’m glad you asked me, but I need some time for myself.
(誘ってくれてうれしいのだけれど、自分の時間が必要なんだ)

〇ビジネスでの提案や依頼を断るとき

I’m sorry but I can’t accept your proposal.
(申し訳ありませんが、あなたの提案を受けることができません)

I’m afraid I can’t meet your deadline.
(恐れ入りますが、あなたの期限には間に合いません)

Unfortunately, I can’t join the meeting.The reason is that I have another project to work on.
(残念ながら、会議に参加できません。理由は、他のプロジェクトに取り組んでいるからです)

〇メールでの断りの返信をするとき

Thank you for your email, but I’m not interested in your offer.
(メールありがとうございます。ですが、あなたのオファーには興味がありません)

I appreciate your interest, but I’m not looking for a new job.
(興味を持っていただきありがとうございますが、新しい仕事を探していません)

That sounds great, but I’m not available on that day.
(とてもよさそうなのですが、その日は都合が悪いです)

I’m glad you contacted me, but I have to decline your invitation.
(連絡してくれてうれしいのですが、あなたのご招待はお断りしなければなりません)

このように、英語で何かを断るときは、
一言添えて、角の立たない言い方にすると
コミュニケーションもうまく回りますよ。

それでは、
Let’s speak out!

 

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