日本人がやりがちな、英語でのコミュニケーションの《悪癖》を断つコツ


Hi,サチンです。

毎日ワクワク英語を楽しんでいますか?

 

 

今回は、英語で外国人とコミュニケーションを取る際に、意識するとよりよい関係性が築けるようになる【コツ】についてお伝えしていきます。

『謝りグセ』を排除する


日本では子供の頃から「自分が悪いと思ったら、すぐに謝りなさい」と言われて教育されるからでしょうか、インド人の私から見るとあらゆる場面で謝りすぎているように感じることがあります。

 


テレビドラマを観ていても登場人物がすぐに「あっ、ごめんなさい」と謝ったり、企業が不祥事を起こした時も経営陣がずらりと並んで「申し訳ございませんでした」と一斉に頭を下げたりしています。

 

それは、特有の『謙遜の文化』なのだと言われればそれまでですし、自分のミスを素直に認めて謝ることも、人間としては必要なことであるのは間違いありません。

 

でもどうしてもインド人の私が違和感がぬぐいきれないのは、海外では、無条件ですぐに謝ることはしないからです。すぐに謝ってしまうと、本当は自分にはそれほどの非があるわけではないのに、相手からつけこまれてしまうことがあるのです。

 

ですから、謝る代わりに何をするかというと、先に「理由を述べる」ことをします。

 

このことから、

◎日本人は受け身の態度によって自分を守ろうとする

◎外国人は攻めの態度によって自分を守ろうとする

ということがわかります。

 

「遠慮」は状況によって使い分ける


もちろん、控えめであることや、他人への「遠慮」にも良いところがあるのはわかります。

日本でのビジネスシーンにおいては、どうしても謝らなければ自分の評判を下げてしまうというシチュエーションは多いと思いますので、「謝らないことが」絶対に善であるとは言いません。

 


私が問題視しているのは、あらゆる場面で状況をろくに見極めもせずに、条件反射的に謝ってしまう「受け身の態度」です。

 

そのような態度でいては、英語を通じて外国人と良い関係性を保ったり、グローバルビジネスにおいて結果を出すのはかなり厳しいでしょう。

 

そこで私は、「遠慮」をTPOによって使い分けることをおすすめしています。
使い分けるといっても、それほど難しいことではありません。

 

プライベート →「遠慮」の文化を重んじる

ビジネス →いっさいの遠慮を捨てて、積極的になる

 

他人への遠慮をすべて捨ててしまったら、社会は大変なことになります。ですからプライベートにおいては、他人への遠慮は絶対的に必要なものです。

しかしビジネスにおいては、遠慮がビジネスチャンスを逃してしまうことがあるのです。

 

英語で誰かと会話する際には、今自分が置かれている状況は「遠慮」を求められているのか、それとも捨てた方がいいのかを見極めて、使い分けるようにしてみてください。

 

常に受け身の態度は、コミュニケーションスキルを低下させるという意識を持って、恐れずにどんどんスピークアウトしていきましょう!

 

 

◆◇◆今日のシンプルアクションプラン◆◇◆
英語で誰かと会話中に「謝る」頻度を考える

 

どんなシチュエーションになると、あなたは「謝り」ますか?
『謝りグセ』はあるでしょうか?

 

自己分析してみましょう。

では、今日も1アクション。
英語での挑戦を楽しんでいきましょう。

 

Keep trying!

サチン

 

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