皆様こんばんは。
サチン・チョードリー英語事務局です。
今回も、【リスニング】をテーマに記事をお届けします。
今日はサポート講師のJudy先生に、『オーバーラッピング』というトレーニング法を教えていただきます。
『オーバーラッピング』とは?
オーバーラッピングとは?
『シャドーイング』や『音読』と似ているのですが、
シャドーイングがモデル音声の少し後、(0.5~1秒)遅れて追いかけるようにして読んでいくのに対し、
オーバーラッピングは、モデルの音声にかぶせるように、スクリプトを見ながら、同時に発話をしていきます。
オーバーラッピングのメリットは、自己流の癖でなく、英語らしい抑揚や発音、息づかいまで体得出来ることです。
せっかく英語を話すなら、カタカナっぽい英語から脱却して、流暢に話したいですね!
教材(モデル音声)選び
まず、教材(モデル音声)選びですが、ご自身が聞いてわかる内容のものを選びましょう。
もちろん、実践の会話では初めて聞く音声や単語と出くわすわけですが、練習では背伸びをしないで、理解が可能な内容を選ぶのがおすすめです。
そして、いきなり音声を聞きながら読むのではなく、モデルの音声のリスニングをしながら、スクリプトの原稿にメモをとります。
練習のポイント
スクリプトにメモを取る際には、こんな点に注意して聞き取っていきます。
・文全体の抑揚(上がり調子か下がるのか)
・聞こえない音(たとえばget outと書いてあるが、tは聞こえない)に斜線をいれる。
・音が繋がって聞こえる部分があったら、印をつける。
・どこで息を吸うか、ブレスのマークなど入れても良いですね。
いずれも、自分がわかればいいので、どんどん書き込みましょう。
その後に、『オーバーラッピング』の練習スタートです!
練習のポイント2
スマホなどで、ご自身がオーバーラッピングをされている音声を録音しておき、聞いてみると俯瞰できますので、おすすめです!
さらに、初級者の方におすすめのリスニング練習法
リピーティング
本当に初めて英語学習をする方には、オーバーラッピングより、『リピーティング』をおすすめします。
リピーティングとは、、英語音声を聞いた後に同じ文章を発話するトレーニング法です。
自体は中学校・高校の英語教育でも積極的に取り入れられているため、体験したことがある方も多いのでないでしょうか
センテンス毎に、ポーズを入れている間に発音し、また音声を再開させます。
モデルとなる英語の音と、ご自身の発音をしっかり聞く必要があるからです。
『オーバーラッピング』は、
英語をやり直したい方
中級レベルの方
には、ご自身の英語力を1ステップアップさせるのに、有効な手立てです。
ぜひトライしてみましょう!
*Judy(みか)先生プロフィール
国際空港での勤務の後、英語講師に転身。今年で、英語講師10年目。企業で接客英語の研修経験あり、英語講師養成インストラクターも務めている。 TOEICスコア 965, 英検1級を所持。 二児の母。
(*スピークアウトの生徒の皆さんは、Judy先生のLINEサポートを受けることができます。希望の方はスピークアウト事務局まで先生指名のご連絡をお願いします。…<事務局よりお知らせ>)
Judy(みか)先生からのワンポイント・レッスンいかがでしたか。
『音読』や『シャドーイング』については、過去の記事で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
■初心者の英語が「聞き流し」だけではダメな理由|知っておくべき効果的なリスニング法教えます。
■サチン式ロールプレイ英会話『総集編』活用法〜『オーバーラッピング』してリスニングを鍛えよう!
新しいトレーニング法を積極的に取り入れて、さらに英語学習の楽しさを増やしていきましょう。
Let’s speak up!
サチン・チョードリー英語事務局
[サチン・チョドリーの英語コンテンツ]
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