「あなたはどんな性格ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?
今日は、自己紹介の<応用編>として
自分の性格を英語で相手に伝える(アピールする)をテーマに、
例文と実践的なアドバイスをお届けします。
基本の性格表現
「私は〜(な性格)です」「彼は〜(な性格)です」と相手に伝えたい時は、
基本的に以下の形式を使います:
I'm [形容詞].例:I'm talkative. / I'm honest.My husband is [形容詞].例:My husband is reliable.She is a [形容詞] person.例:She is a reliable person.
また、「あなたの弟はどんな人ですか?」と性格を尋ねたい時には:
What is your brother like?
のように質問できます。
これらの表現を使うことで、より正確に自分の性格を表現できます。
また、相手の性格を理解する際にも役立つでしょう。
性格を表わす英単語20選
英語で性格を表現するときに使える基本的な単語を20個ご紹介します。
これらを組み合わせることで、自分の性格をより正確に相手に伝えることができます。
ポジティブな性格表現
kind…優しい、親切な
gentle…優しい
friendly…親しみやすい
reliable…信用できる、頼れる
generous …寛大な、心の広い
cheerful…元気な
ambitious…野心的な
funny…おもしろい
outgoing…社交的な,外交的な
optimistic…楽観的な
talkative… おしゃべり好きな。
*chattyもよく使われます。
easygoing…のんびりな、おおらかな
真面目さや誠実さを表す表現
honest… 正直な。
*frankとも言います。
sincere…真面目な。
competitive…負けず嫌いな
careful …慎重な。反対言葉はcarelessですね。
modest…控えめな
quiet…静かな
cool…冷静な
determined…意志が強い
ビジネスシーンでの自己アピール例文10選
エントリーシートや仕事の面談などで自分をアピールする際に便利な表現を10個ご紹介します。外資系企業や英語での面接では、”How do you describe your personality?”や”What is your personality like?”と質問されることがあります。
- I’m punctual and always meet deadlines.
(私は時間に正確で、常に締め切りを守ります。) - I’m convincing when presenting ideas to clients.
(クライアントにアイデアを提案する際、私は説得力があります。) - My strong point is that I’m optimistic even under pressure.
(プレッシャーの下でも楽観的でいられることが私の強みです。) - I am honest and sincere about my work quality.
(私は自分の仕事の質に対して誠実で正直です。) - I’m a person with a strong sense of responsibility.
(私は責任感が強い人間です。)
別の言い方:I have a strong sense of responsibility. - I’m detail-oriented and thorough in my work.
(私は細部に注意を払い、仕事を徹底的に行います。) - I’m adaptable and quick to learn new skills.
(私は適応力があり、新しいスキルを素早く学びます。) - I’m proactive and always look for ways to improve processes.
(私は積極的で、常にプロセスを改善する方法を探しています。) - I’m collaborative and enjoy working in teams.
(私は協力的で、チームでの作業を楽しみます。) - I’m resilient and don’t give up easily when facing challenges.
(私は回復力があり、困難に直面しても簡単にあきらめません。)
ビジネスシーンでは、あなたを採用するメリットを具体的に伝えることが重要です。自信を持って、自分の強みをアピールしましょう!
カジュアルな自己紹介での性格表現10選
友人との会話や、カジュアルな場面での自己紹介に使える性格表現をご紹介します。
- I’m pretty laid-back most of the time.
(ほとんどの場合、私はかなりのんびりしています。) - I’m a bit of a perfectionist, especially with my hobbies.
(特に趣味に関しては、少し完璧主義者です。) - I tend to be the funny one in my friend group.
(友達グループでは、私は面白い人になる傾向があります。) - I’m quite adventurous when it comes to trying new foods.
(新しい食べ物を試すことに関しては、私はかなり冒険好きです。) - I’m a real people person – I love meeting new friends.
(私は本当に人付き合いが好きで、新しい友達を作るのが大好きです。) - I can be a bit shy at first, but I open up quickly.
(最初は少し恥ずかしがり屋ですが、すぐに打ち解けます。) - I’m the type who always looks on the bright side.
(私はいつも明るい面を見るタイプです。) - I’m pretty easy to get along with.
(私は比較的仲良くなりやすい性格です。) - I’m a good listener, so people often tell me their problems.
(私は良い聞き手なので、人々はよく私に問題を話してくれます。) - I’m a bit quirky, in a good way!
(良い意味で、私は少し変わっています!)
カジュアルな会話では、格式ばった表現よりも親しみやすさを重視した表現を選ぶと良いでしょう。
SNSプロフィール向け性格表現10選
SNSのプロフィールは短く魅力的に自分を表現する必要があります。以下は特にSNSプロフィールに適した簡潔な性格表現です。
- Coffee lover. Book worm. Eternal optimist.
(コーヒー愛好家。本の虫。永遠の楽観主義者。) - Curious mind. Creative soul. Kind heart.
(好奇心旺盛な心。創造的な魂。優しい心。) - Adventure seeker with a passion for photography.
(写真への情熱を持つ冒険者。) - Dreamer by day, writer by night.
(昼間は夢想家、夜は作家。) - Professional overthinker with a sense of humor.
(ユーモアのセンスを持つプロの考えすぎ屋。) - Laid-back introvert who loves deep conversations.
(深い会話を愛するのんびりした内向的な人。) - Passionate foodie with wanderlust.
(旅行熱のある情熱的な食通。) - Friendly, outgoing, always up for new experiences.
(フレンドリーで社交的、いつも新しい経験を求めています。) - Equal parts sarcasm, kindness & coffee.
(皮肉、優しさ、コーヒーが同じ割合で混ざっています。) - Quiet observer. Deep thinker. Occasional dancer.
(静かな観察者。深い思想家。時々踊る人。)
SNSプロフィールでは、独創性とユーモアを取り入れると印象に残りやすくなります。
カタカナ英語との誤用に注意!
性格を表す言葉の中で、日本語と英語でイメージが異なる単語をご紹介します。
①ナイーブ
日本語では「繊細な」というポジティブなニュアンスで使われることが多い「ナイーブ」ですが、英語の”naive”は「世間知らずの、打たれ弱い」というマイナスのイメージがあります。
⚠️ 誤用例:
I'm naive.(意図:私は繊細です)
✅ 正しい表現:
I'm sensitive.(私は繊細です)
②テンションが高い
日本語の「テンションが高い」は「元気がある」という意味で使われますが、英語の”tension”は「緊張、張り詰め」を意味します。
⚠️ 誤用例:
She's high-tension.(意図:彼女はテンションが高い)
✅ 正しい表現:
She's excited.(彼女はワクワクしている)She's energetic.(彼女は元気いっぱい)She's full of energy.(彼女は元気がいっぱい)She's hyper.(彼女はハイテンション)
③スマート
日本語での「スマート」は「スタイルが良い」というイメージですが、英語では主に「賢い・頭の良い」という意味です。
⚠️ 誤用例:
He's smart.(意図:彼はスタイルが良い)
✅ 正しい表現:
He's stylish.(彼はスタイルが良い)He's well-dressed.(彼は服装がセンスがある)
④マイペース
「マイペース」は日本語独特の表現なので、直訳しても伝わりにくいです。
⚠️ 誤用例:
I'm my pace.
✅ 正しい表現:
I'm easygoing.(私はのんびりしている)I like doing things at my own pace.(自分のペースでするのが好き)She does things at her own pace.(彼女はマイペースでやるのが好き)
性格を表す表現の応用テクニック
より豊かな性格表現で会話を広げるテクニックをご紹介します。私たちの性格は一つの単語では表しきれないものです。
対比を使った表現
対比を使うことで、多面的な自分の性格を表現できます:
I'm outgoing but reserved when needed.(私は社交的ですが、必要なときには控えめにもなれます)He's stubborn yet open-minded.(彼は頑固だけど、柔軟な考えを持っています)I'm adventurous and adaptable.(私は冒険好きで順応性があります)
具体例を加える
抽象的な性格表現に具体例を加えると、より説得力が増します:
I'm reliable - I've never missed a deadline in my five years at this company.(私は信頼できる人間です - この会社での5年間、締め切りを逃したことはありません)I'm creative, especially when it comes to problem-solving.(私は創造的です、特に問題解決に関しては)
程度を表す表現を加える
I'm quite talkative in casual settings.(カジュアルな場では、私はかなりおしゃべりです)I'm somewhat reserved at first meetings.(初対面ではやや控えめです)I'm extremely passionate about learning new things.(新しいことを学ぶことに非常に情熱的です)
まとめ:自己紹介を魅力的にする3つのポイント
自分の性格を英語で表現するときのポイントをまとめます:
- シンプルかつ具体的に:まずは基本的な性格表現を使い、必要に応じて具体例を追加しましょう。
- 状況に応じた表現を選ぶ:ビジネスシーンではプロフェッショナルな表現を、カジュアルな場面ではより親しみやすい表現を選びましょう。
- 自信を持って伝える:自分の強みを認識し、自信を持って伝えることが大切です。
ぜひ、この記事で紹介した表現を使って、自己紹介や身近な方についてお話しして、相手とのコミュニケーションをさらに楽しんでいきましょう!
*Judy(みか)先生プロフィール
国際空港での勤務の後、英語講師に転身。今年で、英語講師10年目。企業で接客英語の研修経験あり、英語講師養成インストラクターも務めている。 TOEICスコア 965, 英検1級を所持。 二児の母。
*関連記事*
■どんな相手にも好印象を持たれる『自己紹介』のコツ
[サチン・チョドリーの英語コンテンツ]
「独学で英語を学んでいると、時々、自分が選んだ勉強法が間違っていないか不安になります」
というあなたへ。
私の主宰する英語コミュニティでは、メンバー同士がお互いに応援しあって英語を楽しみながらマスターしていきます。あなたも仲間になりませんか?
↓↓↓
▼メルマガ登録はこちら
読者限定の動画レッスンも無料配信!
『イングリッシュブレークスルー』
https://english-breakthrough.jp/6go/cfm/kmv019/
▼サチン・チョードリーに英語を教わりたい方はこちら
オンライン英語スクール『SPEAK UP(スピークアップ)』
https://speak-out.info/
▼誰でも参加OK!良かったら気軽に参加してください
無料体験セミナー開催中
https://speak-out.info/blog/19/trial.php