Hi,サチンです。
毎日ワクワク英語を楽しんでいますか?
今日は、ビジネスの場で「英語で仲良くなる」時の
コミュニケーション力について話していきます。
皆さんは、『ディベート』という言葉を知っているでしょうか。
*ディベート【debate】
という単語には、英語では「討論する、議論する」という意味があります。
一般的な定義では、『ディベート』とは
ある特定のテーマについて、相対する意見をもった2チームが賛成・反対の立場に別れて、第三者を説得する形で議論を行うこと
とされています。
アメリカの大統領選挙での候補者の公開討論もディベートの一種と言えるでしょう。
同じ「議論」でも、
みんなで輪になって1つのテーマにそってお互いの意見を交換しあう『ディスカッション』とは違って、
2つの立場に分かれて互いに意見を主張し合うことがディベートの特徴です。
最近では、社内研修にこのプログラムを取り入れる日本の大企業も増えています。
私も時々、日本の大企業でグローバルビジネスやコミュニケーションの講師を務めることがありますが、一流企業のビジネスマンでも、この『ディベート』は少し難しいようです。
なぜかといえば、日本では子供の頃から、自分の意見を強く前に出すよりも調和を重んじることが良いとする教育を受けるので、「相手の立場を察して、論破しない」という姿勢が身についているのが1つの理由だと思います。
また、「自分の考えを主張する」ための方法を学んで、トレーニングを積んでいないのも理由の1つでしょう。考えを裏づける理由や根拠を見つけて、正確に相手に伝え、納得してもらうことに慣れていない人も多いと感じます。
「謙遜する」という日本人の素晴らしいコミュニケーション力は、英語でビジネスをする場においては、マイナスに受け取られてしまう場面もあります。
例えばグローバルビジネスの場では、会議の間、ひと言も発言をしなかったメンバーは、次からは戦力外としてそのミーティグにはもう呼ばれなくなります。黙って周りの意見に合わせられることより、自分の意見をしっかりと述べられる人材が認められ、必要とされるからです。
海外の取引先と「仲良くなる英語」をマスターしたい人は、英語力だけでなく、こういったグローバルな視点でのコミュニケーション力を身につけることが不可欠です。
最近では、英語の学科のある大学などでも、英語教育にディベートを取り入れるケースが増えているようです。
ディベートの練習をすることで、日常の会話においても、外国人相手に自分の考えをしっかり伝えることや、堂々と意見交換ができるようになります。
また、異なる意見を論破するためには、まずは相手の話をいろいろな視点でとらえて、すみずみまでしっかりと聞きながら分析することが必要です。
その結果として、自分とは違う考えや価値観に触れたり、視野が広がります。
『ディベート』については、もう1つ、日本人の皆さんが苦手と感じる理由があります。
それは、個人の「意見や考え」への批判を、「自分自身が否定された」と受け取ってしまう傾向があることです。
次回、続きをお話ししたいと思います。
◆◇◆今日のシンプルアクションプラン◆◇◆
『ディベート』とは?まずは詳しく調べる。知る。
今日も1アクション。
新しい挑戦を始める日にしましょう。
Keep trying!
サチン
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